
やなせたかしさん直筆のアンパンマンとサインもあります
「それいけ!アンパンマン」の原作で有名な漫画家のやなせたかしさんが、10月13日に亡くなりました。
大正8年生まれのやなせたかしさんは、94歳でした。
きっと100歳まで現役でいてくださると信じていたので、訃報を聞いた時は耳を疑いました。
パッケージなどの商業デザインから、舞台美術、絵本や雑誌、アニメーションまで幅広く活躍された、やなせたかしさん。
アニメーションを愛した手塚治虫さんとも親交があり、画期的な表現と言われた手塚治虫原作「千夜一夜物語」のキャラクターデザインと美術を手がけました。
その他にも、やなせさんの絵本を原作に、たくさんのアニメーションが作られました。
大藤信郎賞を取った「やさしいライオン」や、子供たちに深い思索を与えた「チリンの鈴」。
やなせさんの絵本の世界を短編アニメーションにした「やなせたかしメルヘン劇場」。
そして、この世の全ての食べ物をキャラクターにしたい、と多くのデザインを手がけ、子供たちに大人気となった「それいけ!アンパンマン」。どれもが素晴らしい作品ばかりでした。
杉並アニメーションミュージアムでは、今回ご紹介した作品を、アニメライブラリーで見ることができます。
やなせさんを偲び、名作の数々をぜひ見にきてください。
スタッフ めぐる
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