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2013年10月13日日曜日

【再掲】アニメシアター上映作品紹介~岡本忠成『水のたね』~

平日2回上映される“傑作選”「おとぎアニメ特集♪」
10月16日~10月18日に上映されるアニメ『水のたね』(’75)のみどころ紹介です。

監督は、切り絵やねんどを使ったアニメーションで知られる岡本忠成さんです。
パパ、ママ世代は、NHK『みんなのうた』の「メトロポリタンミュージアム」と言えば
覚えている方もいるのではないでしょうか?
石像と一緒に、女の子が夜のミュージアムで踊る、
ちょっと不思議なアニメーションを作ったのが、岡本忠成さんです。

今回ご紹介する『みずのたね』は、沖縄海洋博の映像展示のために、
沖縄の伝統工芸を取り入れた切り絵人形を使用し、1975年に作られました。

お話は山形県の民話(むかしばなし)「水のたね」と、
おとぎばなし「うらしまたろう」の二つの話を元にしています。

主人公の「やしちどん」は、田んぼと故郷を愛する若者です。
日照りが続き、大切に育てた田んぼの稲が、からっからになってしまいます。
やしちどんはお地蔵さまに、恵みの雨が降るように、お願いします。

☆オススメポイント☆
田植えをする、やしちどんの軽やかな足どり!
その後の、からっからの稲を見た時のやしちどんの表情に注目です。

ある日、子どもたちにいじめられていた白ヘビを、やしちどんが助けます。
すると、白ヘビはうつくしいオトヒメさまの姿となって、やしちどんの前に現れます。
やしちどんは「うらしまたろう」のように、竜宮城に招待され、
それはもう、夢のような楽しいひとときを過ごすのです。

☆オススメポイント☆
水の中をオトヒメさまと泳ぐやしちどん。なんとも涼しげで、楽しそう。
音楽に合わせて楽しく泳ぎ、踊るやしちどんたちのアニメーションを、お楽しみください。

ここから先、意外な展開が待っているのです。
うらしまたろうなら、たまてばこを選ぶときに欲が出たために、おじいさんになってしまいましたが…

やしちどんは、どうなってしまうのか?
残された田んぼと稲の運命は!?
ぜひ杉並アニメーションミュージアムのシアターで、結末を見届けてくださいね。

【上映日時】
■『水のたね』(’75) 19分 監督・演出:岡本忠成 
10月16日(水)~10月18日(金)の3日間
・午前11:00~
・午後1:30~

その翌週の上映作品は、テックス・アヴェリー監督の『おかしな赤頭巾』、『田舎狼と都会狼』の2本です!
作品紹介日誌をお楽しみに♪  

スタッフ こすず

2013年10月6日日曜日

【再掲】アニメシアター上映作品紹介~アブ・アイワークス~

10月8日~11日上映、アブ・アイワークス作「シンバッドの冒険」「アリババ」の2本の見どころ紹介です。

スタッフ日誌をご覧のみなさま、こんにちは。スタッフ ぺりー子です。

さて、アニメシアター平日上映傑作選、今週は2本上映です。2本で上映時間14分ですよ。
作ったひとは、アメリカ人のアブ・アイワークスさんです。
アニメーターとしての主な出発点は、1922年、あのウォルト・ディズニーの制作会社に入社!
当初のアニメのミッキーを描いていたのはアブさんなのでした。

1931年にアブさんは自社スタジオを持ち、たくさんのアニメ作品を世に発表します。なかでも「カエルのフリップ」シリーズは一見の価値ありです。ミュージアムシアターでも上映する時がくると思いますので、お楽しみに!
今回は、「コミカラー・カートゥーン」シリーズという、おとぎ話をモチーフにした短編アニメーション集からのご紹介です。
「コミカラー・カートゥーン」シリーズは、ディズニーアニメの「シリー・シンフォニー」シリーズに対抗して作られたそうですよ。

ディズニーで養ったキャラクターアニメを武器に、生き生きと、コミカルに動き回る主人公たちには、見ているこちらも楽しくなりますよ。では、作品紹介いきま~す☆


「シンバッドの冒険」(1935)7分
まず、タイトルをよく見ると、「シンバッド??シンドバッドじゃないの?」と思う方もいるでしょう。
が、ここでは「シンバッド」が正解なのです。
日本語では、「シンドバッド」表記が主流ですが、「シンバッド」「シンドバード」などと表記される場合もあるのです。

 仲間たちと航海に出たシンバッド。船にはお宝が積んでありました。パイプくゆらせ海を監視していましたが、
近くを通りかかった海賊に、お宝の存在がバレてしまい、船同士のドンパチが始まります。
善戦するシンバッドですが、とうとう海賊船長に捕まってしまい、海へ突き落とされます。
どうにかこうにか、千手観音クロールで島にたどり着き、一安心!も束の間、またもや例の海賊一味が同じ島に…。
ひともんちゃくを収束させる手法としては、わぁー、なるほど冒険譚っぽい!ってかんじです。
そして、毎回シンバッドの危機を救う相棒オウムが、かっこよく見えます。
めでたしめでたし、なんだけど、これぞコメディの終わり方という終わり方をします!
気になるところは、
 ①海賊船長のおひげ2種
 ②オウムのボディ

「アリババ」(1936)7分
 アリババ親子が住んでいる町にラクダに乗った盗賊団が現れて、町中のお金を盗んでいってしまいます。
早速アリババ親子が盗賊団を追いかけて、砂漠の果てにやって来ます。
盗賊団が隠れ家にしているのは「開けゴマ」のワードでしか開かない岩の扉の洞窟でした。
盗賊団がおつとめに出た隙に、アリババ親子は「開けゴマ~」で洞窟の中へ。
そこには、金銀財宝の山々が!色めき立つ親子(笑)。しかし、盗賊団が洞窟に帰ってきてしまい…。
このあとは、お決まりドタバタ劇が始まります。
気になるところは、
 ①アリババ父+アリババ子=アリババ?
 ②ラクダの目がメーター?
 ③「シンバッドの冒険」に出演していた海賊船長が、盗賊団の団長に転職した?


アブさんの生み出したキャラクターたち、かわいい子も、キモかわいい子も、観終わればみんなかわいいのです。
自身のアニメ作品は、世間ではあまり知られていないと言われるアブさんですが、もし、今の時代でアニメを作っていたら、
なにか違っていたかなぁ、なんて。当時では、センセーショナルすぎて、スルーされてしまった気がします。キャラが。
そう、キャラなんですよ。今の世だったら、キャラグッズとか出てもおかしくない!?…と思うのです。
そんなキャラクターに命を吹き込み、動かし、生かす、アブさんの大仕事の結晶を、ぜひシアター大画面でご覧ください。

【上映日時】 
■「シンバッドの冒険」('35)、「アリババ」('36) アブ・アイワークス 14分
 10月8日(火)~10月11日(金)
 ・午前11:00~
 ・午後13:30~

さて、来週の上映作品は、岡本忠成さんのアートアニメ「水のたね」です。次回アニメシアター紹介日誌もチェックしてくださいね。

スタッフ ぺりー子

2013年10月4日金曜日

【鈴木伸一館長 最近の動向】スギナミ クロニャン第13話だニャン♪

暑かったり、涼しかったり“秋”がやってきましたね!
日誌タイトルをご覧ください。
ええ、そうです!長らく、お待たせしました!
鈴木館長の4コママンガ“スギナミ クロニャン”
13話が、西武上井草駅構内の掲示板に掲出されました~♪
ハッ
そこのアナタ、前回の更新はいつだったかな?
なんて数えちゃダメですよー!


(c)鈴木伸一

さて、今回のクロニャン家のおじいさんは、
東京オリンピックに向けて、はりきっています。
はりきりおじいさんなのは良いんですが、まさか、
アレがアレして、ああなっちゃうなんて・・・!ブルブル

はてさて、どうなってしまうのか
スギナミクロニャン最新作の続きは、西武上井草駅構内でご確認くださいませ!

そして、クロニャンの過去の4コママンガは、ただ今杉並アニメーションミュージアムで掲示中です!
1話ずつ差し替えて貼りだす予定なので、見逃した~!という方は是非ミュージアムでご覧下さい。
新作クロニャンは上井草駅構内で!過去のクロニャンは杉並アニメーションミュージアムでお楽しみ下さい!

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 第11話の時の日誌(12話の日誌が無いニャン!)

スタッフ メケコ

『なみすけ』が[ゆるキャラグランプリ]にエントリーしました!


(c)SUGINAMI CITY

日本では、すっかりおなじみになりました[ゆるキャラグランプリ]。
2013年度の投票が既にはじまっております。

遅ればせながら、わが杉並区の『なみすけ』もエントリーしました。

「なみすけが好き!」という方は、ぜひ下記の「ゆるキャラグランプリ2013サイト」からご投票ください!
※投票には、「ID登録」が必要です。
 ゆるキャラグランプリ2013サイト
 なみすけ投票ページ
 「てくてく×なみすけ」

スタッフ左右衛門

2013年10月3日木曜日

【コマ撮り先生】ねん土アニメで水族館をつくってみよう!(有料)

ねん土でできた“海のなかまたち”を動かして、アニメをつくろう!(有料)
自分でつくった“海のなかま”は、お持ち帰りできます!

●開催日時
 10月13日(日)、14日(月・祝)

●時 間
 11:00~13:00(受付は12:30まで)
 14:00~16:00(受付は15:30まで)

●場 所
 杉並アニメーションミュージアム 
 4階 ワークショップスペース

●参加費
 1シート 100円(ねん土代・撮影代込み)
 ※自分で作ったねん土の人形は持って
  帰ることができます。

●その他
 事前申し込みの必要はありません。
 混雑した場合は、お待ちいただくことがあります。


ねん土でアニメをつくってみよう!

2013年10月1日火曜日

毎月恒例『紙芝居』開催!〔2013年10月27日/11月24日/12月22日〕

ミュージアムでおなじみになっております『紙芝居』の次回の開催が決定しました!
まだ見たことな~い…という方、ぜひ一度お越しください!
行われるのは、杉並区民が作って語る『すぎなみ昔話紙芝居』です。
小さなお子さんだけでなく、紙芝居を見たことがないお父さん、お母さん、そして紙芝居が懐かしいもっと大人の皆さんでも、きっと楽しめます。
そして、アニメーションとは一味違う、ライブ感をお楽しみください!




■開催日時
2013年10月27日(日)
2013年11月24日(日)
2013年12月22日(日)

 口演は、各日の午後12時と午後14時の2回行います。
 だいたい1回40分くらいです。
 途中から見てもOK!

■場所
杉並アニメーションミュージアム4階

■費用
無料です。

■定員
特にありません。
事前申し込みも必要ありません。

■内容
すぎなみ昔話紙芝居一座「すかい」のみなさんが、杉並区にのこる昔話を紙芝居にしました。
このうちの3~4話を語ります。
おもしろいだけじゃなく、杉並区のいろんなことがわかっちゃう!
あと、クイズコーナーもあるよ!

■主催
NPO法人 図書館サービスフロンティア

関連リンク:
「すかい」さんのブログ

【再掲】アニメシアター上映作品紹介~渡辺和彦「かぐや姫」~

みなさまこんにちは♪
スタッフ、メケコです。

今回は、杉並アニメーションミュージアムシアターで、
平日に上映している【傑作選】枠の作品「かぐや姫」の
ご紹介をいたします!

「かぐや姫」、別名「竹取物語」は・・・言わずもがな、日本人なら誰もが知っている昔ばなしですよね!
今回、上映する「かぐや姫」('61)は脚本・演出を学研の制作スタッフ、
渡辺和彦さんが担当しているアニメーションです。
渡辺和彦さんは「かぐや姫」の他にも
「いなかねずみとまちねずみ」('59)
「みにくいあひるの子」('68)
「ジャータカものがたりきんいろのしか」('62)
「つるのおんがえし」 ('65)
「マッチ売りの少女」('67)
など、など沢山の民話や童話のアニメーションを手がけていらっしゃいます。
幼い頃に見たかも!という人も中にはいらっしゃるのではないでしょうか?
これらの良質な「大人も安心」、「子供も安心」のアニメーションは
子供に見せたいアニメのお手本と言って良いものばかり!
お子さんをお持ちの方へ、ぜひともオススメしたいアニメです。はい。

渡辺和彦さんの「かぐや姫」はセル画の他に、レリーフなどの半立体物も
使って作られています。色合いや光の表現も美しいアニメーションです。
なかでもかぐや姫はとってもお綺麗です。キラキラ
お話しはあらためて書かなくとも、皆さんご存知ですよね?
中には・・・昔、学校で習ったけど忘れちゃった!という方も
いらっしゃるかもしれませんので、
ざっくり、あらすじをば。

竹を切って暮らしていたお爺さんお婆さんは
光る竹の中に居た赤ん坊(かぐや姫)を育てることにしました。
かぐや姫は美しく成長し、高貴な人達に求婚されるのですが、
無理難題を言ってスッパリ全て断ります。
満月の夜が近づくにつれ、かぐや姫は悲しみに沈んでいきます。
心配したお爺さんとお婆さんは、どうかしたのか?と
たずねると、かぐや姫は月から来た人間で、次の満月の
夜に帰らなければならないと打ち明けます。
最後には帝までもがお出ましになって、かぐや姫の帰国(?)を
阻もうとするのですが、いざ、月からの使者がやってきますと、
皆、阻む気力が無くなってしまって、かぐや姫は月に帰ってしまいましたとさ。
とっぴんぱらりのぷぅ。

というような・・・ざっくり書くとこんなお話しです。
結構な文字数ですね~。

それにしてもかぐや姫さん、モッテモテ!
無理難題を言わずにサクッとお断りを入れれば、貴族の方々は
皆、ケガすることも、散財することも、命を落とすことも無く無事だったの
でしょうが、これは物語ですから、お話しとしてはそれじゃぁ、面白くない。
と、作った方が思ったかどうかは知りませんが・・・いやはや。
まぁ、かぐや姫さんは断る口実が欲しかったのでしょうね~。
そして綺麗なあの子は宇宙人・・・。
ウムゥ!なかなか・・・昔のご先祖様方も想像力が豊かでいらっしゃいます。
今の日本漫画文化の広がりも頷けるような展開。
まぁ、でも昔のお話はどれもとっぴで、面白い展開のものが多いですよね!
不思議なことが今よりも沢山あったであろう頃を想像すると、少し羨ましいような気も・・・。その時を生きた人には「甘い!」と怒られてしまうかもしれませんが。
ただ、昔はアニメーションなんてものは無かったのだ。と、考えると
やっぱり、今のほうが良いかな。なんて。
さて、そんな不思議な物語「かぐや姫」のアニメーション。
現代に生きている私達は見ることができますので、この機会にぜひ、ご覧ください!
できれば、杉並アニメーションミュージアムでご覧ください!
では!
とっぴんぱらりのぷぅ。

【上映日時】
■「かぐや姫」('61)渡辺和彦 27分
  10月1日(火)~4日(金)
 ・午前11:00~
 ・午後13:30~

そして、次週の『おとぎアニメ特集♪』は
アブ・アイワークス作「シンバッドの冒険」(1935年制作)と
「アリババ」(1936年制作)の2本!
次のアニメシアター紹介日誌もお楽しみに~♪

メケコ