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2013年12月4日水曜日

■北風ぴぃぷぅ アニメーション特集■ アニメシアター上映作品紹介~アブ・アイワークス~

ぐっと寒くなってきましたが、皆さまお変わりありませんか?
スタッフ、めけです!冬がやってきましたね~。
夜、寒い日には寝巻きの上から、軽いダウンを1枚着て眠ると、
あったかで良いですよー。
風邪をひかないように気をつけましょうね!

さて、それでは12月3日から始まる「北風ぴぃぷぅ アニメーション特集」の
上映アニメーション、「ジャック・フロスト」('34)と「ハートの女王」('34)の
簡単なご紹介をいたします♪

「ジャック・フロスト」はアブ・アイワークスさんが作ったアニメーションです。
アブさんのアニメーションはキャラクターがくねくねと、よく動きます!
「ジャック・フロスト」でも、多少の繰り返しシーンはあるものの、カカシが
ダンスをしてみたりと、ワサワサ動いておりますよ~。
そして、このおはなしを紹介するうえで、外せないのがメインキャラクターのお二人、
霜の妖精(妖怪?ゴブリン??)“ジャック・フロスト”さんと、
ちっちゃな“クマの坊や”です!ジャジャーン!

ぴょいぴょい動くジャック・フロストさんのいでたちはといいますと、
大きな鼻に、くりくりの大きな瞳、気さくな笑顔、そして、赤い帽子に赤いタイツ(?)
なんといっても、2つの目から1本づつ生えている長~い、うずまきまつげ。
私が最初にジャック・フロストさんを見た時は、
『わぁ・・・長い触覚がおでこから生えているなぁ~。妖精だからかぁ~。』
と、ぼんやり思っていたのですが、数日後に他のスタッフから彼の触覚らしきものは
目から生えていて、実はまつげのようだ。と聞かされ驚きました。
今では、すっかり、彼のチャームポイントとして見られるようになりましたけどね。
そもそも“ジャック・フロスト”とはなんだろう?と調べてみたところ、イングランドの
民間伝承に登場する妖精、霜男なんだそうですよ。霜男・・・と聞くとなんとなく、
ゴツくて、でっかい雪男のような印象を持つのですが、アブさんの
ジャック・フロストさんは、森の動物に冬の訪れを教えてくれるし、忠告もしてくれる
とても優しい、おじぃちゃん?おじさん?の妖精です。興味深いですよね!

ジャック・フロストさんが絵としてインパクトがあるなら、
もう一人のメインキャラクター、クマの坊やは動きとセリフで可愛らしく
出来上がっているキャラクター、と言えるのではないでしょうか。
おはなしでは、森の動物達が冬じたくを始めるのですが、遊び足りない
クマの坊やは「強いクマだから、冬将軍なんてへっちゃらだい!」と言って、
寝かしつけようとしていたママベアの手を焼いて、叱られてお尻を叩かれてしまいます。
観念して、泣く泣く、ベッドへ入ったのかと思えば、寝ているママベアとパパベアに
向かって「後悔してもおそいんだから!べー」と言って、荷物をまとめて家出を
してみたり・・・。なんとも愛らしいのです!
坊やの一連の動き、幼い男の子の様子がうまく描かれているなぁ・・・と、思うわけです。
ぜひ、ジャック・フロストさんと、クマの坊やに会いにアニメシアターへお越しくださいね!

そして、もう1本。オマケのおはなしは「ハートの女王」。
“マザー・グースの歌”というイギリスに昔からある子どものための童謡を元に
こちらも同じくアブ・アイワークスさんが作ったアニメーションです。
ハートの女王が王様のためにパイを焼くのですが、ずるがしこいハートのジャックは
盗んでパイを食べてしまいますが・・・さて、ジャックは捕まるのでしょうか!?
どうなってしまうのでしょう?アブさんのゆかいなドタバタアニメ、こちらもぜひ、
ごらんください♪


■「ジャック・フロスト」('34)、「ハートの女王」('34)17分
  監督:アブ・アイワークス
  上映日時
  12月3日(火)~12月6日(金)
  ・11:00~
  ・13:30~
  ※1日2回上映です。


さて、次回の【アニメシアター傑作選】ご紹介作品は・・・
大藤信郎さんのアニメーション「雪の夜の夢」('47)、「ちんころ平平玉手箱」('36)
の2本です!来週もよろしくね~!

スタッフ めけ

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